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本日のちょっと悔しい。: Willcom と事業再生 [Willcom 03]

少し古くなってしまったけれど、事業再生ADRの話なので、きっと、普段以上に面白くないです。

Willcom Zero3シリーズは非常にいい端末だったと思うのです。弄る喜び、というのか、割と自由に遊ぶ感じ。然しながら、通信事業者の強み、というと、絶対に端末ではなく、サービスプラットフォームや通信・課金インフラにある筈なので、そもそもiPhone的なゲームに乗ってしまったりするとそれ自身が飛び道具な訳で。あと、料金設定に全員が付いてきてしまう前に通信会社としてあるべき強みにカネを使う、ということができていればなぁ、と。なので、COREの不完全ながらのサービス開始とこの事業再生スキームの選択が図らずも同時期である、というのはとっても象徴的であると云わざるを得ない訳で。

コレによってWillcomが終わってしまうわけではないのですけれど、逆に終わらせないための施策なのですけれど、やはり、経営を取り巻く関係各位を鑑みるに、今後は他新興キャリアと同じ位、乱暴に世を渡ってゆかなくては、ということでありましょうし、そうでなければ、バランスシートの右っ側にカネを出しているヒトたちが大泣きすることにしないといけない訳で。すると、算数的には、Willcomのビジネスプランは変わらざるを得ないのでしょうけど。ユーザーとしては、ガンガレ、Willcomと云い続けるしかないんだろうな。

会社としては、不器用に、真面目に、やってきたという印象。マイクロセルでジクジクと全国エリア展開を成し遂げてしまい、独自技術で音声もデータも、フルラインアップ。当然、殆どデータカードのみのモデルとか、スマートフォンとか、データ・音声定額とか、飛び道具は使ってきたものの、ヤマ師的なことは他の人たちの方が上手かったと云うか。

土管のスピードにカネを使えないのであれば、ラップトップPCが数十万円する時代、それを屋外で使おうとする人たち、スマートフォン黎明期に、工夫しまくってあんまりこなれていない端末をグリグリ使おうとする人たち、そのパイがどれだけあるかは別として、ある方向への志向性をバリバリに持っているヒトたち向けにサービスプラットフォームを提供、それが法人のシステムに組み込まれる方向に動けていれば...という感は少しあるのですが、私なんかより頭のよい人達が、真剣に考えて出来なかったのだから、やっぱり絵に描いた餅、ということなんだろうな。子供向けの玩具の方が儲かるのだよなぁ、きっと。

でも、2年後にはUMPC、そんなにみんな使ってないと思うということもあるので、やっぱりフツーにチキンレースをやっていないキャリアが必ず勝つ、というか、資金力のあるトコロが...、という形になるという構図は崩れていないと思っていたりするので、やっぱり、行政主導で...。つまらないので、もうやめよう。
WILLCOM 03 ブラックトーン[WILLCOM W-Value] WS020SH1B

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  • 出版社/メーカー: WILLCOM
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WILLCOM 03 ライムトーン[WILLCOM W-Value] WS020SH1M

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WILLCOM 03 ピンクトーン[WILLCOM W-Value] WS020SH1P

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WILLCOM 03 ゴールドトーン[WILLCOM W-Value] WS020SH1N

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